Nahimic | 手持ちのスマホを3Dシアターにするアプリ

 Nahimicはアンプの役割をもちつつ、3Dサウンドを生成するアプリをCES2019へ出展する。

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 Nahmicは3D sound(前からも後ろからも音が聞こえる)音源編集アプリを開発した。スピーカーでもヘッドフォンでも、Bluetooth, USB, WiFiなど、どのコネクションでも音楽を聞くことが出来、最新の機器を使用していなくても3Dサウンドを 聴くことを可能にする。増音器機能もアプリ内にあり、コンピューターなどで再生可能な音範囲を多いに超えることができる。Netflix, Youtube, PrimeVideo, Huluに対応しており、ゲーマー用専用アプリもある。

 デバイス環境や機械そのものの品質に頼らず、ソフトウェア技術によってデバイスのクオリティを補助する役目を担うというスタイルはトレンドになりつつある。例えば、仮想通貨マイニング、DataScienceに用いられる計算の開発環境など高価なGPUのスペックを必要とするが、Googleのクラウド開発環境などを使うと誰でも無料且つ、ダウンロード無しのウェブページ上で開発を行うことができる。このように個人の支出を限りなく抑え技術力で代替えする形のビジネスは今日のスタイルであると言える。

 アンプの機能を果たし、前後左右からも音が聞こえる仕様に加え、特別なデバイスは必要なく手持ちのヘッドフォンやスピーカーで再生可能というのは前例のない新しいコンセプトであり、今後の発展に期待が持てる。

 このように、CESでは毎年最新プロダクトが4000以上の参加企業から出展されており、全てを追いかけるのはなかなか難しい。
そこで、例年のCESの動向や投資に関する情報、最新の技術などを知りたい方々には、弊社発行の「CES 脳科学企業レポート」をおすすめしたい。
 CES 脳科学企業レポートはCES出展企業のうち、特に脳科学企業(ブレインテック)に焦点を当てている。ビジネスの面に加え、最新の科学技術の活用のされ方についても網羅することができる。

CES2019 出展場所

エウレカパーク,Sands, Hall G – 50415

地図:CES公式より

CES出展企業 公式サイト

Nahimic
URL : https://www.nahimic.com/app/