CES 2019のまとめ | エウレカパークを中心に新企業が勃興

CES 2019は世界最大の家電見本市。SONYやHUAWEI、SAMSUNGといった大企業から、独自技術を集めたベンチャー企業まで数千に及ぶ企業が出展していました。本記事では株式会社neumo独自の調査をもとに、最新の「ブレインテック(脳科学技術)」「スリープテック(睡眠技術)」に特化した動向をお伝えします。

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Las VegasのCES出展場所(CES公式より) 大企業が巨大ブースを並べるTech East(LVCC)・ベンチャー企業が集うTech West(Sands Expo、エウレカパーク)・各種メディアが集まるTech South(ARIA)に分かれる。

ブレインテック(脳科学技術)企業は55社にのぼる

ブレインテック(脳科学技術)企業とは、最新の脳神経科学技術を用いたプロダクトを開発する企業の総称。CES 2019ではエウレカパークを中心に55社もの企業がブレインテック製品を出展していました。

脳神経科学は人間や人間の能力を理解し、引き出すための最先端の科学。これらの知見を活かしたプロダクトの市場を握るべく、大小さまざまな企業がしのぎを削っていました。特に”Health & Wellness”では、快適な暮らし実現のための技術を競い合う企業が多く見られました。

CES 2019の脳科学技術企業の詳細についてはこちらのページから

CES 2019 ブレインテック企業出展状況

1.Tech Eastエリア(LVCCなど):4社
2.Tech Westエリア(Eureka Parkを除く):27社
3.Eureka Parkエリア:24社
(株式会社neumo 独自調査による)

CES 2019各ブース(CES公式より) ブレインテックの多いエウレカパークはTech West 1階(Level 1)、スリープテックブースのあるブースは同2階(Sands Expo)。各企業が最新技術を競い合うブースとなっていた

スリープテック(睡眠技術)企業は60社

スリープテック(睡眠技術)とは、様々な形で睡眠を良くする技術の総称。CES 2019では、Sands Expo 2Fに文字通りの”Sleep Tech エリア”が設けられ、18社の提供する次世代の寝心地を体験できるブースとなっていました。

株式会社neumoの調査によると、Sands 2FのSleep Techエリア以外にも様々な形のスリープテックが出展されていました。スタートアップが集うEureka Park(Sands 1F)や、大企業が集うLVCCなど、様々なエリアに合計42社もの出展がみられました。Sleep Techエリアと合わせて60社もの出展は、世界でのスリープテックの盛り上がりを感じさせるものとなりました。

CES 2019出展企業も! 世界の睡眠技術の潮流をまとめたスリープテックレポートはこちら(neumo公式サイトへ)

CES 2019 スリープテック企業出展状況

1.Sleep Techエリア:18社
2.その他のエリア:42社
(株式会社neumo 独自調査による)